TRIO TX-88D トリオ オールバンド送信機 【動作確認・出力測定・変調度測定 販売済み 水晶付】

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商品情報

小キズありますがサビも少なく年代の割には綺麗な方かと思います.
【付属品】① 水晶発振子 7.195MHz (画像9)  水晶は「9R59とTX-88A物語」の134頁に解説されている変換アダプタ方式です② CQ誌 1968年7月号 技術解説 TX88D ハム・ノイズ・50Mcディップ対策  トリオ・サービス部 記事のコピー3頁 (画像10)③ TX-88D キット取扱説明書 コピー 1部
【出力測定】出品に当たり各バンド毎の出力を測定しました.(DIWA CN-101L にダミーロードで終端し測定) 3.5MHz  13W 7MHz    13W 14MHz   12W 21MHz   12W 28MHz   12W 50MHz    7W
【変調度測定】正常に変調が掛かっているようです.(画像6参照)スマホから1000Hzの音源を出力しASTATIC マイクで拾っています.
真空管送信機は調整が複雑です.最初にIGを最大になるように調節し,次にIPに切り替えπマッチを調節します.久しぶりの方もマニュアルを良く読んでお使い頂くようお願いします.
TX-88DはTX-88Aの後継としてTRIO(現在のKENWOOD)から発売された名機です.ファイナルにはS-2001/6146Bが使われていて,プレートスクリーン同時変調がうまく掛かります.S-2001のカソードには0.01のパスコンが3個,スクリーングリッドには0.01のパスコンが2個使われています.なぜこのような設計をされたのか当時の技術者の勘所を探るのも楽しみの一つかと思います.S-2001のカソードには0.01のパスコンが3個の謎,これは良く監察すると解けます.スクリーングリッドには0.01のパスコンが2個の謎,これはちょっと難しいです.
【入門者の方向けアドバイス】真空管送信機のπマッチの調整が初めての方向けアドバイスπマッチの調整は,1回の調整(ディップ確認)を10秒以内,10秒間休んでローディングを調節して2回目へ進んで頂ければOKです.最終調整点はパワー計最大ではなく,パワー計を見ながらパワー最大の近くで,IP(プレート電流)が80~90%程度にデップした点に調整します.
(2022年 8月 26日 14時 49分 追加)出品物はTX-88D本体と付属品①②③の3点です.測定器等は含まれていません.

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