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【鉄地 丸形 輪違透鐔】


□ 商品詳細 □
縦（天 地） ： 約７８．５ｍｍ前後
横（左 右） ： 約７６．５ｍｍ前後
切羽台厚 ： 約５．１ｍｍ前後（耳約：４．７ｍｍ前後）
材 質 ： 鉄 地（金象嵌）
銘 文 ： 無 銘
出品商品 ： 鐔・桐箱

※ 測定方法の違いによる寸法の僅かな誤差はご容赦ください。

本鐔、八つの輪を均等に組合わせ 曲線のみで簡潔に表現して構成線の美しさが際立ち、
肥後金工の伝統でもある事物の心象表現を突き詰めた図柄で、枯れた風情にも
華を感じさせ、滑らかな手触りの精良な地鉄と共に肥後優品の特質。

見て判断出来ない時は、『色金作は重さを、肥後赤坂は厚みを確認せよ』、と
言われますが、本鐔は、時代鉄味・造込み・厚み 全てにおいて肥後鐔の特徴条件を
満たした真面目な作である事は、お判りと思います。

輪違紋は、二つ以上の輪を重ねた幾何学的な文様の総称で、形状が非常に美しい事と、
連鎖し無限に広がっていくことから、目出度い紋様として好まれております。

その終焉を意匠したものでしょうか、耳には枯れた枝を想わせる黄味の金を用いて
枯木象嵌を施して情感を高めております。

整った切羽台が大振で力強く、特徴のある左右半月状に張り出した両櫃孔も力感があり、
雅味と気品を兼ね備えた逸品で、切羽台に肥後特有の鏨が見られます。

※ 最後に商品説明で御座いますが、あくまでも当方主観メインの概要で御座いますので
参考程度とお考え戴き、気になる点は質問欄をご利用の上、識者の方々は、ご自身の目で
画像確認にて御判断して頂き、ご納得の上に応札戴く方が賢明と存じます。

以前、『鑑定書もついていないのに高額な対価を出している夢見る愛好家の何と多いことか・・・
これはもしかして本物かもしれない、なんて夢見ちゃうんだろうな・・・大体、・・・・・・
既に審査に出して保留または落ちたものがほとんど（・・・）。
審査に出して価値が上がる正真作を、安価で親切に譲りますなんてよほどお人好しの業者です。・・・』
と、おしゃる御仁がおられ、興味深く拝見しておりましたが、
尾張 柳生 金山 赤坂 京透などのギブツも、殆どが同じ特徴質感であり、高額銘柄・人気図柄の同じ類のモノを
同じ人物が評価数何百枚も出して来たら、怪しいと思わないのが可笑しい訳です。勘の鋭い方々は周知。

本鐔、日刀保の保存審査を保証します。（個銘については断言できません）
当然、確実に合格保証ではなく、不合格なら返品可能、という意味合いです。
（猿も木から落ちる）
可笑しな物に保存がついたり、人がする審査ですから何があるか分かりませんので・・・

□ 発送詳細 □ レターパック、での発送を予定しております。
商品サイズ以上の無駄な梱包発送で、落札者様に負担をかけたり、巧妙に送料でも利益を得ることは致しません。
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